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2005年12月28日

FLAC

FLAC(Free Lossless Audio Codec)はフリーの音声可逆圧縮方式で、音質を劣化させることなく、音楽を圧縮することができます。WAVと比べて、50%~60%程度の圧縮ができるとされています。Ogg Vorbisを開発しているXiph.orgのプロジェクトのひとつです。

有名なフリーの可逆圧縮方式としては、FLACの他に、Monkey's AudioTTAがあります。それらと比べて、FLACの強味は、デコードが早く、再生時負荷が軽いこと。対応ハードウェアが多い(Win,Mac,Linuxなど)ことです。反面、圧縮率は低く、エンコード速度も遅いとされています。

ハードディスク容量の増大により、今後、音楽を圧縮しないで保存しておきたいという需要は高まると予想されます。携帯オーディオプレイヤーも、現在の売れ筋はフラッシュメモリタイプが中心ですが、ハードディスクタイプが普及した場合、豊富な容量を背景に、可逆圧縮方式が受けいれられていくのではないかと思います。

そうはいっても、FLACに対応した携帯オーディオプレイヤーはきわめて少ないので、当面はパソコンに保存するのに利用するのがよいでしょう。いつでもWAVに変換できるわけですから、安心です。プラグインを導入することで、Windows Media PlayerやWinampやfoobar2000など多くのメディアプレイヤーを対応させることができます。

Apple LosslessやWMA9 Losslessは自由が足りないし、汎用性という点からもあまり使いたいとは思いません。WAVのまま保存しておけば十分じゃないかという意見もあるでしょうが、いくら大容量とはいっても、動画なんかを保存していけば容量はどんどん減っていくものなので、圧縮できるものならしておいた方がよいと思います。携帯オーディオプレイヤーで利用する時などは尚更です。

そんなわけで、FLACについて。

参照サイト:
FLAC

投稿者 オッズ : 00:29 | コメント (0) | トラックバック | Ogg Vorbis & FLAC

ASIO出力とLive365

WinampでプラグインをASIO出力に設定すると、Live365の放送が聴けなくなるようだ。DirectSoundなどに代えれば大丈夫。ShoutCastはASIO出力でも聴けるんだけど。他にも、ASIO出力はちょっと特殊な感じなんで、何か音関係で問題があったら、出力をASIOから代えてみるといいかもしんない。

投稿者 オッズ : 00:28 | コメント (0) | トラックバック | パソコン

2005年12月26日

で、Ogg Vorbisってどうなのよ

最後に、Ogg Vorbisについてまとめておきます。

Ogg Vorbisは音声圧縮方式のひとつで、フリーでオープンな環境で開発が進められています。特定の特許が使用されておらず、将来にわたって使用料が発生しないとされています。特許はここ数年、強化される傾向にあり、権利者の利益を守る反面、フリーソフトのような自由な開発活動を阻害する要因にもなっています。特許が使用されていないということは、今後も自由な開発や使用が約束されているということです。

Ogg Vorbisは、MP3の同等ビットレートでより高音質であることを目指して開発されました。とはいえ、音質をどのように感じるかは個人差による部分も大きいので、確実なことは言えないのですが、僕は同じビットレートならばOgg Vorbisの方がMP3よりも高音質だと感じました。また、安定性という点でもMP3に勝るとも劣らぬレベルにあると思います。

実際のところ、多くの人は圧縮方式としてMP3を選んでいるでしょう。そんな人たちにとって、乗り換えるだけの価値がOgg Vorbisにあるのかということになれば、なかなか難しい話かもしれません。Ogg Vorbisには欠点もあります。まず、エンコード速度が遅いということ。個人的にはそれほど気にならないレベルなんですが、人によるでしょう。また、こちらの方が問題かもしれませんが、携帯オーディオプレイヤーの電池消耗が激しいこと。これは、Pocket TunesでOgg Vorbisを聴いてみれば実感できると思います。

Ogg Vorbisに対応する携帯オーディオプレイヤーは増えています。日本のメーカーで対応しているプレイヤーがないのは残念ですが、iAudioやアイリバーなどの韓国メーカーのプレイヤーは積極的にOgg Vorbisに対応してくれています。あと、深くは知らないのですが、Ogg Vorbisはゲームの音源としてよく使用されているようです。

まとめると、Ogg Vorbisは次のような人にお勧めできます。
・ 今のMP3の音質に不満がある人。
・ 低いビットレートでも高音質でエンコードしたい人。
・ 新しいものが好きな人。
・ 人とちがうことをやってみたい人。
・ 猫も杓子もiPodという状況に釈然としない人。
・ 目玉焼きには醤油より、オープンソースという人。
・ 所有している音楽プレイヤーがOgg Vorbis対応な人。
・ Rioの撤退を惜しむ人。
・ Lilith、もしくはWinampを愛用している人。
・ 自分の音楽や放送を高音質で配信したい人。

これからもちゃんと普及していくのか、という懸念はありますが、結構面白いんじゃないですかねえ、Ogg Vorbis。

投稿者 オッズ : 22:44 | コメント (0) | トラックバック | Ogg Vorbis & FLAC

Ogg Vorbisのタグを編集

Ogg Vorbisのタグを編集するには、Winampを使うのがよいでしょう。PLAYLIST EDITORのウィンドウから、曲名を右クリック→[ファイル情報]でタグを編集します。

投稿者 オッズ : 22:44 | コメント (0) | トラックバック | Ogg Vorbis & FLAC

2005年12月25日

Pocket TunesでOgg Vorbisを聴く

1. すでにPocket Tunesを使っているなら、パソコンにインストールされている Pocket Tunes/plugins フォルダ内のpTunesOgg.prcをクリエにインストールします。

2. Ogg Vorbisの楽曲をクリエのメモリースティックに送ります。方法はいくつかありますが、メモリースティック内の PALM/PROGRAMS/MSAUDIO にファイルを置きます。

3. ここではその一例として、Windows Media Playerと同期する方法を使います。Windows Media PlayerでOgg Vorbisを扱うために、「illiminable」からファイルをダウンロードしてインストールします。

4. Pocket Tunes/plugin フォルダ内のSelectLegacyMode.pdbをクリエにインストールします。

5. クリエとパソコンを接続し、Pocket Tunesを起動します。Pocket Tunesのメニューから、[Prefs]→[Copy from PCPrefs...]を選び、Communicationを「Legacy」に、Choose where to save musicを「メモリーカード名」に設定します。

6. Pocket Tunesのメニューから、[Action]→[Connect to PC]を選びます。HotSyncマネージャを終了させるようにメッセージが表示されますが、ひとまず、[OK]をタップします。

7. HotSyncマネージャを終了させます。

8. Windows Media Playerを起動します。Windows Media Playerの[ライブラリ]を選び、[ライブラリに追加]でOgg Vorbisファイルを追加します。

9. [同期]を選びます。クリエがPalm Handheldという表示で認識されていると思います。[再生リストの編集]を選び、転送したい楽曲を同期リストに加えます。追加し終わったら、[OK]をクリックします。

10. [同期の開始]を選びます。

11. 同期が終了したら、Windows Media Playerを終了させ、再びHotSyncマネージャを起動させます。

12. Pocket Tunesは[Done]→[OK]とタップします。

参照サイト:
Pocket Tunes User Guide

追記:
う~ん。やっぱり、エクスプローラで直接フォルダにコピーした方が早いかな。

投稿者 オッズ : 22:13 | コメント (0) | トラックバック | Ogg Vorbis & FLAC

2005年12月24日

WAVファイルをOgg Vorbisに変換する

1. oggdropXPdを使うのがよいと思います。「RareWares」から、oggdropXPd V.1.8.9 using aoTuVb4.51をダウンロードします。Genericバージョンでいいでしょう。

2. ダウンロードしたファイルを解凍します。解凍したフォルダ内のoggdropXPd.exeをダブルクリックして起動します。

3. 魚のアイコンが描かれた小さな画面が表示されます。これがメイン画面です。

4. 画面を右クリックすると、メニューが表示されるので、ここから設定画面を呼び出せます。[Encoding Options]を選びます。

5. Use Standard Quality Modeのところでスライドバーを動かして、音質を決定します。4.00~5.00ぐらいがよいでしょう。他にもいろいろ設定できますので、慣れてきたらいろいろ試してみてください。最初はそのままでかまいません。完了したら[Accept]をクリックして、メイン画面に戻ります。

6. 早速、エンコードしてみましょう。WAVファイルをメイン画面にドラッグ&ドロップします。エンコード中は魚のアイコンがくるくる回ります。魚が止まれば、エンコード完了です。初期設定では、変換されたファイルはWAVファイルと同じフォルダ内に作成されます。

7. 終了するときは、メイン画面を右クリックしてメニューを表示させ、[Exit]を選びます。

参照サイト:
Babylonic.Com

投稿者 オッズ : 21:51 | コメント (0) | トラックバック | Ogg Vorbis & FLAC

2005年12月23日

音楽CDからOgg Vorbisに変換する

1. CDexを使うのがいいと思います。「SourceForge.net」からCDex 1.51をダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍します。

2. 日本語化して使うため、「ひっそり...」からCDex v1.51 +αパッチ Rel.6をダウンロードして、解凍します。CDex151_patch_R6.exeを起動させると、CDexフォルダのある場所をきいてくるので、指定します。

3. エンコードの音質向上のために、「RareWares」からogg vorbis dlls using aoTuVb4.51をダウンロードして、解凍します。解凍したフォルダ内のファイルをCDexのフォルダにコピーします。

4. CDexを起動します。[Options]→[Select Language]→[Japanese2]を選び、日本語表示にします。

5. [オプション]→[設定]→[エンコーダ]タブを選び、以下のように設定します。
・ エンコーダを「Ogg Vorbis DLL Encoder」に設定。
・ 音質をスライドバーで調整。私は、5.00(160kbps)にしていますが、4.00(128kbps)で十分だと思います。

6. [リモートCDDB]タブを選び、以下のように設定します。
・ [サイトの追加]をクリック。サーバーアドレスに「freedbtest.dyndns.org」と入力。E-mailアドレスを入力。
・ [送信方式の設定]をクリック。送信HTTPアドレスに「freedbtest.dyndns.org」と入力。

7. [CD-ROMドライブ]タブを選び、以下のように設定します。
・ 使用するCD-ROMを選ぶ。もしくは、「自動検出」でPassと表示されたものを選んで、[OK]。
・ リッピング・メソッドを「Paranoia, full」に設定。

8. [OK]をクリックし、メイン画面に戻る。

9. CDをドライブに挿入します。

10. [CDDB]→[リモートCDDBから読み込む]を選び、曲情報を取得します。取得できない場合は入力します。

11. [変換]→[CDトラックを圧縮オーディオファイルに]を選び、変換を開始します。

12. 変換終了まで、待ちます。

注記:
* Windows2000環境でエラーが発生する人は、ここからDLLをダウンロードし、CDexフォルダにコピーすると改善するかもしれません。
* 曲によっては、何度やってもジッターエラーが発生する場合があるようです。そんな時はリッピング・メソッドをStandardに設定し、「ジッター補正を有効にする」のチェックを外してください。

Oggの楽曲を聴くためのプレイヤーとしては、音質を重視するなら国産高音質プレイヤーのSound Player Lilithを、使い勝手を重視するならWinampがいいと思います。Windows Media Playerを使う場合は、「illiminable」からファイルをダウンロードして、適用します。

参照サイト:
Vorbis.com
Ogg村
T'sHomePage

投稿者 オッズ : 23:32 | コメント (0) | トラックバック | Ogg Vorbis & FLAC

2005年12月22日

Ogg Vorbisの世界

現在、非可逆圧縮の代名詞ともいえるMP3では128kbpsの固定ビットレートが標準になっている。そのビットレートでは音質が悪いと考える人もいるが、このあたりは個人差もあるし、楽曲の使い方によって使い分ければいいことだろう。僕の印象では、128kbpsは我慢できる最低限の音質で、電車内などの騒音の多いところでは十分なレベル。静かな環境でじっくり聴きこんだり、それなりのスピーカーを使って聴くときには192kbpsは欲しいと思う。

クリエで音楽を聴くとき、これまではMP3やATRAC3を使ってきた。それらの楽曲は付属のAudio Playerで聴くことができる。だが、僕のクリエには他にPocket Tunesという音楽プレイヤーがインストールされており、このPocket TunesがOgg Vorbisに対応していることに気づいたら、なんとなくこれからはOggだよねという気分になって、またエンコードという孤独な作業を始めてしまった。

一応、Ogg Vorbisについての受け売りを述べると、Ogg Vorbisは非可逆圧縮方式のひとつで、いかなる特許にも抵触していない、将来に渡ってフリーのままで使うことができるとされている、オープンな圧縮方式だ。このOgg、MP3より低いビットレートで高音質を実現できるようで、今さらながら興味をひかれた。そこで明日から数回にわたり、Ogg特集をする予定。

投稿者 オッズ : 21:46 | コメント (0) | トラックバック | パソコン

2005年12月21日

広がらない高音質の波

ハードディスク容量の増加傾向を受けて、メーカーは音声の可逆圧縮技術に力を入れているようだ。理屈から言えば、ブロードバンドが普及した現在、音楽配信も劣化のない可逆圧縮方式が主体になってもおかしくない。だが、音楽配信市場のうち、携帯電話端末への配信が占める割合はきわめて高い。高い圧縮率が要求される携帯電話端末への配信には、今後も非可逆圧縮方式が使われるだろう。

音楽を聴く層の中で、音質にこだわるというのは少数派だ。特に若い世代では、その傾向が強い。音質より利便性を重視するなら、MP3などの非可逆圧縮方式を使う方が便利だ。音響メーカーなどでは、CDよりも高音質な24bit/96kHz対応を謳った製品を出しているが、そこまでの高音質を要求する人がどれほどいるのだろうか。

普通に考えれば、デジタルの利便性がある程度浸透すれば、その次に来るのは高音質への欲求である。とはいえ、そうした方向へ消費者の目を向けていきたいという試みはいささか苦戦しているようにみえる。24bit/96kHzに対応した製品は少なくないのに、その技術を発揮するためのコンテンツである、肝心のDVD-Audioはなかなか普及しない。

DVD-Audioのような音を求めるのは、CDで育った世代ではなく、アナログレコードに親しんだ世代である。CDで育った世代にとっては、CDより高音質といわれても、CDの音で十分という反応が大半だと思う。CDより高音質な音を体験するには、それに見合うスピーカーやヘッドフォンが必要になる。スピーカーを使うなら、住宅環境という要素も含まれるだろうが、とにかく経済的な余裕がなければ高音質を十分に楽しむことはできない。メーカーの狙いもより高付加価値の製品を流通させるというところにあるので、なんとか高音質メディアを広めたいところだろうが、当面は団塊世代あたりにアピールしていくしかない。

投稿者 オッズ : 21:03 | コメント (0) | トラックバック | 音楽

2005年12月20日

Winampを高音質化

メディアプレイヤーソフトWinampの音質を向上させてみる。

まず、Shibatch mpg123プラグイン 改悪バージョンをダウンロード。ダウンロードしたファイルは7Zという圧縮形式が使われているので、7-Zipを使って解凍。付属のテキストに従って、導入。

さらに、ASIOに対応させてみる。サウンドボードがASIO未対応なので、ASIO4ALLをインストール。強引にASIOに対応させる。次に、WINAMP5用 ASIO出力プラグインを入れてできあがり。

結果。うん、音がみずみずしくなったような気がするぞ。開発者のみなさん、ありがとう。

投稿者 オッズ : 20:56 | コメント (0) | トラックバック | パソコン

2005年12月19日

騙すか騙されるかダマスカスか

三国志占いなるものをやってみたところ、鐘会だった。「自分の器を過信し惨めにも自滅した魏の策士!」で、「自分の知力を武器に乱世を闊歩するが如く、知力で勝負する野心家で自滅しがちなインテリだぜ!」だそうだ。いい結果じゃないか。鐘会、わりと好きな人物だし。だが、当たっているとは言えないな。知力はともかく、策士になれるだけの度胸がないもの。とはいえ、これを機に鐘会になれるよう、日々一層の精進に励む所存だ。自滅にかんしては、特に精進の必要もなく、達成できそうな気がするな。

ところで、そもそも策士とはどんな人を言うのか。たとえば、この人はどうだろう。

■ニセ医師 診療8年の不思議 (東京新聞)

医師免許がないのに病院などに勤務、患者の診察をしていた「ニセ医師」が六日、医師法違反(無資格医業)で逮捕された。最近まで東京都内四カ所の医療機関で医師として白衣をまとい、計約二千万円の年収を得ていた。八年にわたり二十カ所以上の医療機関での“診療実績”がある疑いもある。経験豊富な経歴だが、不思議なのは雇った医療機関の誰も、ニセ者と気づかなかったことだ。

犯罪は引き合わないと言われる。特に殺人や放火などは愚の骨頂で、自分の一時的な感情を満足させることはできるかもしれないが、逮捕される可能性やそれによる帰結は人生の破滅以外の何者でもない。これにくらべ、政治家や企業幹部が行う贈賄や背任事件のような犯罪は、それによって得られる利益は莫大にもかかわらず、発覚後に課される刑は比較的軽い。受刑後に重職に復帰できることもあることを考えると、下手をすれば犯罪が引き合ってしまいかねない。

記事のニセ医師の犯罪はどうか。詐欺で荒稼ぎして、その後、速やかに店を畳むというのが理想だとするならば、逃げ切ることができずに逮捕されたことは失敗といえる。だが、八年もニセ医師を続けて、二千万の年収を得ていたのだから、いろんな意味でもう十分じゃないかと思う。最大のリスクは医療事故を起こすことだが、それも切り抜けている。ニセ医師というカテゴリーの中では、この人は成功者といえるのではないか。どうやって八年間もニセ医師を続けたのか、そのあたりは誰でも興味があるところなので、獄中で本でも書いたら大売れするかもしれない。

このニセ医師は、普通の医者とは異なるチャンネルで”頭がいい”わけだが、それでもつまるところ、詐欺師でしかない。策士というのは、もっと長期的な戦略で勝負する人を指す。そして策士に求められる資質として意外と重要なのは、人柄のように思う。誰からも信頼されない人は、決して策士にはなれない。騙された側は騙されたことに気づかないか、騙されたことに気づいても、それが不愉快とは感じない。そういうのが策士としては理想的だろう。

これだけ情報にあふれている時代だ。騙されまいと常に身構えているのはかなりしんどい。そのしんどさがこころの隙間を生み、かえってそれにつけこまれることになりかねない。それでは、騙しから身を守る方法としては有効ではない。ならば、どうすればいいか。誰でも騙されるツボを持っている。こころから欲している何かを抱えている。その弱点に意識的であること。もうひとつは、日常的にリスクの少ないものを選んで、ちょっとづつ騙されてみること。そのあたりが、巨大な落とし穴から身を守るコツなんじゃないかな~、などと思ってみたりした。

投稿者 オッズ : 20:10 | コメント (0) | トラックバック | コラム

2005年12月18日

ふたつの日本

民主党が割れている。前原代表は政策の考え方が小泉首相に近く、これに反発する菅氏や小沢氏や横路氏らとは絶縁状態にあるという。もともと民主党は反自民の旗に集う寄せ集め集団という性格が強いが、ここにきてそれぞれの考え方のちがいは深い対立を生みつつあるようだ。もちろん、ここで割れてしまっては自民の思う壺なので、決定的な破局だけはなんとか避けようという思いは党員みんなが持っているために表面上は平静を保っている。だが、前原氏はつなぎにとどめて、次の代表は自分たちの考えに近い人間を擁立しようという動きと、それに抵抗する前原氏側のせめぎ合いはかなり激しいのではないかと推測する。

ならば、選挙で大勝した自民党は一枚岩か。これも膨らみすぎたゆえの、脆さも抱えてしまったようだ。対米追従の官邸と、福田氏に代表される親アジア派との対立。勢いにのっている今の小泉首相に正面から刃向かおうとする馬鹿はいないが、その風がやむまでは鳴りを潜めつつ、首相と距離を置こうとしている議員もいる。

とはいえ、二つに分かれつつあるのは政党ばかりではない。9月の総選挙の詳細な結果を見て思ったのは、日本自体がふたつに分かれたのではないかということだ。これは経済的な格差や社会的な地位とはもちろんかかわりがあるが、それだけでなく、この世界への見方というか価値体系そのものが異なる層が二つ、この日本に出現したのではないかということだ。

ご存じの方も多いと思うが、総選挙での全体の得票数では、郵政民営化反対派への投票が賛成派を上回っていた。つまり小泉改革は支持されなかったのである。それでも自民党は大勝し、小泉改革はより強力に推し進められる。改革とは誰かを切り捨てることだ。これまで小泉改革によって痛みを与えられた層はより一層の痛みを与えられるだろうし、その層の怒りはさらに彼らを反小泉に駆り立てるだろう。戦後、二つの層がこれほどまでに分断され、対立を尖鋭化させた例はない。その行き着く先に何が待っているのか。

投稿者 オッズ : 12:32 | コメント (0) | トラックバック | コラム

2005年12月17日

NetFront

NetFrontでは「ページが大きすぎるため、コンテンツの一部を正しく表示できない可能性があります。このまま表示しますか?」というメッセージが頻繁に表示され、快適に使えないことがある。そんな時は、[NetFront設定]で表示、機能のチェックを外す。アニメーション、CSS、JavaScriptは外しても、それほど閲覧に支障はきたさないだろう。

エラーが繰り返し発生する場合、CLIE Filesで、[NF3COOKIEDB]というファイルを削除してやることで、改善することがある。

NetFrontPgを使うと、ジョグダイヤルのスクロールがページ単位になって便利。

Bloglines Mobileを使うと、RSSリーダーとして使用できる。

投稿者 オッズ : 20:05 | コメント (0) | トラックバック | CLIE

2005年12月16日

Web3.0

Web2.0については多くのひとが語っているが、Web3.0について語る人は少ない。だから、Web3.0について語ろうと思う。

帰宅した僕は、自分のこめかみに埋め込まれた端子にUSBケーブルを差し込んで、今日の生活をすべてネットにアップする。視覚や聴覚などの五感情報、交わした会話などの今日の行動、そのすべてが猛スピードでアップされていく。僕の生涯はレンタルしたサーバーにすべて保存される。

サーバーに保存した情報、僕が体験した情報は、映像音声ファイルとしてインターネットに公開することができる。公開されている体験情報にふれることで、その人の人生を追体験することができるのだ。

[あなたの今日の生活を公開しますか?]という確認画面が表示される。僕は[Yes]をクリックする。眠たくなってきた。酒でも飲んで寝るか。

ベッドに体を横たえた時、僕は慄然とした。今日は会社帰りにスカトロクラブに寄ったではないか。あの体験情報が公開されてはたまらない。急いで公開を取り消さねば。

パソコンを再び立ち上げて、先ほどの公開を取り消す処理をおこなう。だが、サーバーにつながらない。[サーバーが混み合っておりますので、時間をおいてからお試しください]という表示がくり返されるだけだ。どんどん血の気が引いていくのを感じた。

「頼む、頼む、つながってくれ」僕の願いも空しく、何度更新ボタンを押しても表示は変わらない。不意に携帯が鳴り、メール到着を告げる。震える手でメールを確認する。「糞まみれ野郎」とだけ書かれている、差出人不明のメール。僕は携帯を投げつけた。壁に当たって、落ちる携帯。だが、ふたたび携帯はメール到着を告げるメロディを奏で始めた。

「うええええっ」俺は目を覚ました。パソコンとケーブルでつながれている。どうやら、他人の体験情報とアクセスしたまま長時間過ごしてしまったようだ。先ほどの恐怖が体の中に残っている。それにしても、おかしなやつの人生を追体験してしまったものだ。ぼぉっとした意識のまま、俺は体を起こそうとした。だが、体がうまく動かない。どうしたんだろう。目も霞む。ふらふらとした足どりで、洗面所に向かった。顔でも洗って、目を覚ますか。

鏡に見たこともない老人が立っていた。髪の毛も真っ白で、歯も抜けている。誰だ、こいつ。いや……。もしかして、これが俺、なのか。これが。

いつから他人の人生情報を体験していたのだろう。もう憶えていない。他人の人生を体験しているうちに、俺の人生は終わっていたというのか。信じられない。俺は部屋を出た。そこで見た。破壊され尽くされた家々を。傷ついた大地を。何が起こったのか。それを確かめるだけの時間が、俺に残っているのだろうか。

投稿者 オッズ : 20:32 | コメント (0) | トラックバック | 困惑物語

2005年12月15日

くらやみ乙女

歯医者と理容店を代えるのは勇気がいる。特に歯医者は数は多いが、良心的なところは多くない。何かというとすぐ歯を抜きたがるような、金儲け主義のところは敬遠したい。

幼い頃、親に連れられて行った歯医者で体を拘束されて治療されたことがある。どちらかというと大人しい子どもだった僕にそんな必要はなかったと思うのだが、金属的な拘束具でがっちり体を固められ、宇宙人の実験台にされているような恐怖を味わった。今でも時々、夢に見る。

床屋にも嫌な思い出がある。やはり幼い頃、父親に連れられたその床屋は、組合に加入せず、格安料金で理髪する店だった。おっさんばかりの理容師の中に、なぜか女性が一人いて、その人に理髪してもらうことになった。この女性が美人だったか不細工だったかは、あまり記憶がない。まだ女性を意識するほどの年齢でもなかったし。だが、強く印象に残っているのは、その雰囲気の暗さだ。まだ若い女性だったと思うが、人生に疲れたオーラが全身に満ちており、たとえ彼女が魅力的な人だったとしても、その魅力をばっさり消してしまうほどの暗黒エネルギーが充満していた。しかもその女性、店長からやたら叱られていて、見るも痛々しいものがあった。

彼女は新人さんだったのだろうか。ガキなのをよいことに、店長は彼女の実験台として僕を使おうとしたのだろうか。その疑念は消えない。なぜなら彼女の態度が非常に不慣れというか、なんとなくビクビクとした仕事ぶりだったからだ。彼女のビビっている感じは僕にも伝わり、ものすごい不安感につつまれながら時間が流れた。

最大のハイライトは、剃刀を使う時間帯だった。その作業の直前にも、なにが理由かは知らないが彼女は店長からこっぴどく怒鳴りつけられていて、その憔悴ぶりは見るも無惨だった。そんな様子で首もとに刃を突きつけるものだから、剃刀の冷たさが氷点下に感じた。おいおい、手が震えてないか。風船の次に僕じゃないだろうな。あ。今、切れなかった? なんかしみるんだけど。

泣き叫ぶことさえできない、その恐怖の時間帯を味わった僕は、二度とその店に足を向けることはなかった。それにしても、その後、彼女はいっぱしの理容師・美容師になれたのだろうか。

投稿者 オッズ : 18:48 | コメント (0) | トラックバック | コラム

2005年12月14日

super extra gravity

B000B8I99KSuper Extra Gravity
The Cardigans
Universal International 2005-10-25

by G-Tools

いかにも女の子が好きそうなポップスでブレイクしたカーディガンズだが、その本質はわりととんがっていて、ロック的なのだと思う。彼らのとんがった部分はアルバム「Gran Turismo」で顕著だが、「Love fool」のような曲が好きなファン層には受けいれられなかった。大衆受けするポップス指向か、大衆受けしないアーティスティック指向か。そのふたつの路線で揺れ動いたカーディガンズは悩み抜いた末、開き直ったかのような肩の力が抜けたアルバム「Long Gone Before Daylight」をリリース。自然体という言葉がふさわしい、自らの原点に回帰しつつ、よりクオリティを高めたサウンドをつくりあげた。

今回リリースされた「Super Extra Gravity」は、前作の安定感を引き継ぎつつも、よりスタイリッシュに、より大人になったカーディガンズをアピールしている。前作で抑え気味だった、とんがった部分も表に出ている。全体により力強い印象。シングル曲「I Need Some Fine Wine And You, You Need To Be Nicer」も含め、じっくり聴ける曲が揃っている。どこか冷めてるようなスタンスはいつも通り。

投稿者 オッズ : 20:32 | コメント (0) | トラックバック | 音楽

2005年12月13日

Web2.0

最近、ネット界隈ではWeb2.0という言葉がしばしば登場する。Web2.0というのは、現行のWebバージョンを1.0もしくは1.5と定義し、その未来形の次世代Webのことをさす。具体的にはどんなことかというと、いろいろな人がいろいろなことを言っているので、各自お調べください。

新しいことを始めるには、資金が必要だ。その資金を集めるためには、これから行おうとしていることをポジティブなイメージで表現する言葉が必要となる。そういったプロセスから、Web2.0のような言葉は生まれてくるのだと思う。そのため、時にはホラ吹きじみた印象を与えることもある。

現在、パソコンを使う用途として、インターネットと電子メールは最も一般的なものだ。パソコンはソフト次第で多くの用途に使えるが、インターネットと電子メールぐらいにしか使われていないパソコンも日本中ではまだまだ多いだろう。今、インターネットと書いたが、もう少し具体的にはWebブラウザ閲覧である。ブラウザには高い利便性があり、それゆえ使用頻度も高い。だが、ブラウザを閲覧するだけがインターネットの活用ではないと考える人もいる。もっとインターネットには可能性がある。我々はブラウザを使いこなしているつもりが、むしろそれに閉じこめられている、と。Web2.0は、そういった脱ブラウザ的な思想を背景にして動き始めたのではないかと推測する。

Web2.0が目に見えてそのかたちをあらわにするために鍵となるのは、情報の受け手だった人がどれだけ発信者側として参加してくるかということだ。その底辺が広がらなければ、ハイテク産業にありがちな、幻想ばかりが拡大して結局バブル崩壊という経過をたどるだけのブームに終わるだろう。だが、ブログなどにより、情報の発信者になる敷居は数年前より確実に低くなっている。劇的なものではないにしろ、静かに変化が起こり始めているように感じる。

とはいえ、情報の発信層の拡大は、それまでの牧歌的な雰囲気を破壊し、カオスを生みだすことにもつながる。検索してもくだらない内容の情報ばかりがあふれて、必要な情報にたどりつくのを困難にする恐れもある。こうした葛藤はこれからも続いていくのだろう。リアル世界でうまくいっていない人は、時としてネット世界に全能感や過大な期待感を抱いてしまうものだ。インターネットとの距離をいかにとるか、というテーマも今後ますます問われていくと思う。

投稿者 オッズ : 22:44 | コメント (0) | トラックバック | インターネット

2005年12月12日

クリエ愛用三周年

現在メインに使っているPDAのPEG-NX70Vが、10月27日に購入後3年目を迎え、ついに愛用4年目に突入した。最近はパソコンもけっこう長い期間、同じ機種を使い続けることが可能になったが、それでも3年目ともなると故障したり、次のモデルが欲しくなる頃だと思う。いわんやPDAのような機器であれば、3年間の使用期間は長い方だろう。

正直、W-ZERO3なんかは気になるが、それでももう少しNX70Vを使い続けてみようと思う。今のところ、大きな不都合はないし。そうだなあ、あと7年ぐらいは使い続けようかな、ってエコロジーにもほどがあるぞ。

不都合はないと書いたが、若干気になる点もあるので、以下に挙げてみる。

・バッテリーがかなりへばってる。PDA工房でバッテリーを交換してもらうなり、自分で交換するかしないと。
・液晶保護シートを貼ってなかったので、グラフティエリアに傷がついてる。だが、この程度で高額な液晶修理をおこなうわけにもいかぬ。自分の筆圧をあなどってたんだよなあ。これはどうしようもないな。
・128MBのメモリースティック2枚では、不足。1GBのメモリースティックが欲しい。値段も手頃になってきたし。ただ、メモリースティックを買うのはこれでおしまいにしたいのう。

NX70Vの最大の弱点は内蔵メモリが少ないことにあるが、最近は使用用途が限定されて、それほど不便は感じなくなった。外観的には、電源ボタンの塗装が剥げてきたのが年期を感じさせる。

投稿者 オッズ : 17:41 | コメント (0) | トラックバック | CLIE

2005年12月11日

つボイ楽耳王

つボイさん色紙

つボイノリオは知る人ぞ知る、知らない人は知らない、ラジオパーソナリティだ。歴史から下ネタまで幅広い知識量を生かした、巧みな話術で聴く者を楽しませるラジオの申し子である。現在つボイ氏はCBCラジオで生ワイド番組をもっているが、平日午前の放送なのでサラリーマンにはちと聴きにくい時間帯だ。だが、つボイ氏の活躍の場はAMラジオにとどまらない。黎明期の頃からパソコンを使いこなしてきたつボイ氏は、インターネットラジオにも積極的に参入している。おかげで、つボイ氏の話術を最近話題のポッドキャスティングによってネット上でも聴くことができる。なんと幸せなことであろう。

今までつボイという名前を知らなかった方も是非一度、そのおしゃべりを堪能していただきたい。下ネタはだめなの、エッチな話を聞くだけで口からエクトプラズマが止まらなくなるの、という人でなければ楽しめるはずだ。

なお、つボイ氏ののCDアルバム「あっ超ー」の生産が終了し、在庫のみとなったようなので、欲しい人は急ぐべきだろう。名曲「金太の大冒険」も収録されている迷盤だ。

上の写真は、つボイさんのCDを買ったときに書いてもらったサイン。芸能人とは思えぬほどの腰の低さが印象的でした。

つボイ楽耳王 BLOG …… リスナーも手練れ揃い

B00005GLT6あっ超ー
つボイノリオ
EMIミュージック・ジャパン 1996-06-05

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2005年12月10日

不如帰

戦国時代を舞台にした歴史シミュレーションゲームっていろいろ出てますが、一番面白いのは何だろ。僕がこれまでやった中で最も面白かったのは、ファミコンの「不如帰」でした。シンプルなシステムながら、戦国時代の雰囲気をうまく表現したゲームだと思います。

プレイヤーは大名になって、天下統一をめざして他の大名と国盗り合戦をおこなう。これは他の戦国ゲームと同じです。特徴的なのは、配下の武将の能力値が表示されず、マスクデータになっていることです。そのため、仕官してきた武将を実際に雇ってみて使ってみないと、どんな能力があるのかわかりません。特に合戦の際には武将の能力の差が歴然と反映されますから、凡将率いる軍勢が軍神上杉謙信の軍勢と激突したりすれば、あっさりと撃破されてしまいます。時には圧倒的な兵力差があっても覆されてしまうほどで、力押しで押しまくるだけでは勝つことはできません。

またシンプルなシステムに様々な要素が盛り込まれており、ファミコンとは思えないほどのクオリティになっています。加えてコンピュータも馬鹿ではないので、緊迫感をもってプレイすることができます。もちろん画面はファミコンらしい地味なものだし、武将の名前もひらがな表示なので頭の中で変換する必要があります。でも、そんな見た目からは想像できないほどの広がりをもった世界が表現されています。

隠れた名作らしく、「不如帰」の情報はネットでもあふれています。「信長の野望」に飽き足らない方は、一度プレイしてみてはいかがでしょう。

幻の不如帰 …… ふにょきものの熱き魂がここに

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2005年12月09日

「奪われる日本」を読む

文藝春秋十二月号を買いました。警告リポートの「奪われる日本 『年次改革要望書』 米国の日本改造計画」という記事が読みたかったからですわ。「奪われる日本」というタイトルがついてますが、なにが奪われるんでしょうね。貞操でしょうか。黒船によって股を強引に開けさせられた日本が、ついにその貞操を失おうとしているのでしょうか。う~む、わかりませんねえ。早速、読んでみました。

なぜこの記事に目がとまったかというと、筆者の関岡英之という人の著作『拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる』を読んだことがありまして。なかなか興味深い内容だったので、印象に残っているんです。ざっとその概略をいえば、アメリカは「年次改革要望書」という文書を毎年日本につきつけて、日本をできるだけアメリカのビジネスがしやすい環境に変えていこうという内政干渉にも等しいことをおこなっている、ということを明らかにした本です。アメリカの要求に対し、日本政府は従順にアメリカの意向に従うかたちの規制改革を進めており、それによる弊害についても述べられています。この本を読み終わった人は、”属国”という言葉を思い浮かべずにいられないでしょう。

実際、アメリカがいかなる改革を日本に要求してきたかは在日米国大使館のサイトで誰でも見ることができます(「年次改革要望書」)。堂々としているというか、さすが情報公開が徹底しています。

今回の文藝春秋の記事では、郵政改革によってなされた簡保市場の解放の次に待っているのが、国民健康保険の解体であることが示唆されています。アメリカでは、貧しい人が病気をすると、多額の医療費を払うことができずに破産することが多いと聞きます。つまり高い医療を受けられるのは富裕層だけで、経済力のない階層とは明確に差別化されているわけです。そういうことは、お金がなくてもある程度の医療を受けられる恵まれた環境にある日本の中にいるとなかなか実感できないことですが、健康保険が民間に開放されるようになれば、徐々にアメリカのようなシステムに近づいていくでしょう。これは反面、金さえあれば高度な医療も受けられるわけで、地獄の沙汰も金次第というわけです。いかがですか。

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2005年12月08日

2005年ヒット商品番付(参)

前頭5の東は「手ぶれ防止デジカメ」。「くびれ防止デジカメ」という太めに写るデジカメが発売されても、売れないだろうな。「写ルンですNight&Day」。正直に言う。今回のヒット商品番付で、-196℃とこの写ルンですの新製品については名前さえ聞いたことがなかった。ほー、夜景がきれいに撮れるのか。夜景って、撮るのが難しいからねえ。わりといいかも。時々昔使っていた製品がしばらく使わぬ間に進化していて驚くことがあるが、これなんかもそういう印象。

さて、最後。前頭6の東、ETC。高速道路は無料にすべきだって、民主党が言い出す前から言ってるよ! 公共物の最たるものである道路に通行料を課すなんておかしいぜ。西の家庭用光ファイバー通信については、みんなにどんどん引いてもらって、価格が下がることを心から願ってます。

以上、見てきて感じたのはやっぱりヒット商品番付というのは今の時代、無理があるなと。それはSMBCコンサルティングのまとめにあるように、消費行動が多様化しているからだと思う。また、商品というとモノというイメージがあるが、これだけモノがあふれる時代になると、モノ以外のサービスやイベントという方に移行していってるという印象。

あと今年、個人的にヒットしたのは、Google EarthとPodcasting。

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2005年12月07日

2005年ヒット商品番付(弐)

では、関脇です。東は宮里藍。僕も彼女が宣伝しているエアーサロンパス、使ってます。西は『NANA』。こういう映画は女の子を誘う以外では絶対見ない映画だな。去年の東の大関「セカチュー」もそのための映画だよな。でも、観てみれば面白いんじゃないかな(投げやり)。

小結は、東は寒天ダイエット料理、西は「AQUOS」VS「VIERA」。ダイエットなどしなくてもすでに飢えてるぞ。テレビは液晶でもプラズマでもなく、ブラウン管をおすすめします。画質、価格のトータルバランスで。地上デジタルに切り替わるのを機にテレビ見るのやめようかな。

前頭1の東は、LOHAS。「Lifestyles of Health and Sustainability」の頭文字をとった言葉とか。省エネ製品に家電をどんどん買い替えて、要らなくなった家電はばんばん捨てようぜという生活のことかな。よく知りませぬ。西の生鮮百円コンビニ。健康的で安全なものがますます手軽に手には入ってうれしい限り。いいことばっかじゃん。落とし穴なんてないって。

前頭2の東は「のどごし<生>」、西は「氷結」VS「-196℃」。ああ、今日も養命酒がうまい。

前頭3の東、スチームオーブンレンジ。家電はLG電子にかぎるな。西、「ニンテンドーDS」VS「PSP」。最近はマニアックになりすぎたゲームを軌道修正して、短時間で楽しめたり、より幅広い年齢層にアピールするようなゲームの開発に力が入れられているね。無線LAN機能によって新たな楽しみ方が生まれつつあるような。

前頭4の東は『ごくせん』。「女王の教室」とか、学園ドラマは根強い人気があるんだな。西は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』。近所に僕が子どもの頃からある中華料理店があるんだけど、その店に入った人に話を聞いてみると、みんな口をそろえてあの店の料理は不味いと言う。なのに、二十年ちかくその店はびくともしない。店は国道に面した場所で立地条件はいいのだが、その分、競争も激しくて特に食べ物屋の新陳代謝はめまぐるしい。だが他の食べ物屋がつぶれていく中でも、その不味いと評判の中華料理店だけは21世紀に入っても、もちこたえている。おまけに時々店の横を通るが、店の前の広大な駐車場に車が停められているのを見たことがほとんどない。僕にとっては「あの中華料理店はなぜ潰れないのか?」が大きな謎になっている。

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2005年12月06日

2005年ヒット商品番付(壱)

ブログに記事を書くことは一種の情報発信なので、いやしくもブログをやろうとする立場ならばその時々の話題やトレンドに敏感でなくてはならんと思います。流行にすごすごと後からついていく、そんな後追いの姿勢では情報を発信する側としては失格と言えましょう。僕なんかもちんけなブログをやっている一人として、世間の欲望、意識の変化というものに常にアンテナを張り巡らし、その流れを受けとめ、皆様に有益な情報を提供するために、日夜性欲と戦いながら励んでおります。そうした自負のもとにこのブログが存在するわけですが、僕がいかに流行の先端をいっているかをあらためてご理解いただくべく、今回は2005年のヒット商品番付を見ていきます。僕が流行るといったものは必ず流行ります。ランバダの流行をいち早く的中させたのも僕です。では、まいりましょう。

まず、東の横綱、愛知万博。僕は以前から、愛知万博は成功すると言ってましたからね。ああいったものは、最初はみんな様子見で入場者数が少なく、終わり頃に殺到するもんです。あと、僕はトヨタを高く評価しています。トヨタの若い従業員の自殺が多いといった話も耳にしますが、そんな話、信じちゃいけませんぞ。たぶん、ガセですよ、たぶん。それに多少の非情さがなくては、あれだけの業績をあげることなどできやしませんて。非情な首相の時代には、非情な企業が似合いますな。

次に西の横綱、アキバ。最近はアキバがオタクの聖地として有名になったせいで、それまでアキバにはいなかった雰囲気の人たちが集まってきたりして、牧歌的な感じが失われつつあるような。有名になるのも良し悪しですな。

東の大関は、ブログ。マスコミではよく”日記風簡易ホームページ”なんて言われ方がされますが、違和感あるんだよなあ、この言い方は。だって、自分の場合、日常をさらけだした日記じゃないから。僕の日常に知り合いは興味があるかもしれないけど、見ず知らずの人は無名人の生活など面白くも何もないだろうよ。アフリカのブードゥー教信者が見ても楽しめるサイトでありたい。そんなふうに思ってやってる者にとっては、”日記”と言われるのはちょっと。あと”簡易”というのもなんだか一段落ちる感じが。logなんだから、そのまんま”記録”っていう方がしっくりくるな。

で、西の大関は、「iPod」ファミリー。”ファミリー”なんて表記がされているのは、動画つきやnano、shuffleといった製品、iTunes Music Storeという音楽ダウンロード販売サイトなどを包括したものだから。少し前までは、携帯音楽プレイヤー市場に先を競って企業が参入という状況だったが、今年は撤退を余儀なくされるところも出てきた。もともとiPodは製品価格を抑えて、ダウンロード販売で儲けるというビジネスモデルだったから、製品だけで勝負していた企業にとってはコスト的に厳しいものがあったと思う。対抗馬も低迷しているし、しばらくはiPodの一人勝ち状態が続くか。

ここまで見てきた中で、今年、自分がかかわってなかったものはひとつとしてなかったですね。たとえば、愛知万博には行ってないけど、僕は誰よりもモリゾーを愛してましたから。またアキバには行ってないけど、メイドさん属性は742ポイントあります。ブログはこうやってやってます。iPodは持ってないけど、iTunesはヴァージョンアップの度に何度もインストールしたし。おお、まさにトレンドの鬼だ。

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2005年12月05日

スパイウェア対策ソフト

パソコンもこれだけ日常的に使われるようになると、どれだけセキュリティ対策をほどこしたとしても、そのリスクをゼロにすることはできない。これは現実の世界と同じだ。それにセキュリティを重視すれば、利便性を失うことにもなりかねず、結局のところ、ほどほどのところで妥協点を見出すしかない。その妥協点は、その人がパソコンをどんな頻度でどのような用途で使うかによって決まる。また、コンピュータ犯罪の技術は日々変化しているので、必要とされるセキュリティレベルも変わっていく。

だが、市販のウイルス対策ソフトというのもなかなか厄介な代物で、導入することで安全性は向上するが、パソコンの動作を重くしたり、他のソフトと干渉しあったりしていろいろ手こずらせてくれる。時々、このソフト自体がウイルスなんじゃないかと思わせられるほどだ。

パソコンに慣れてくれば、危険な香りがするサイトやソフトはなんとなく感覚でわかるようになるが、初心者から上級者までの裾野が広がった今、そのすべてをカバーするような対策というのはなかなか困難になっている。だから、パソコンを使う人はそれぞれができる範囲での対策をおこなうことが、その責任において求められる時代になったといえるだろう。

そんなわけで、今の時代、スパイウェア対策というのもやっておいた方がいいのかな。フリーのスパイウェア対策ソフトでは、Ad-AwareとSpybotが有名。Spybotは日本語が使える。使ってみれば、ちょっぴり安心が得られるかも。

入手先
Ad-Aware: http://www.lavasoft.de/
Spybot: http://www.safer-networking.org/en/

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2005年12月04日

ハードリセット

クリエを使っていると、否応なくリセットしなければならない状況に何度か遭遇する。これが、ソフトリセットであればいいが、ハードリセットだと本体が買ったときの状態に戻ってしまうわけで、けっこうショックだ。僕の印象では、通信カードを挿しているときにハードリセットが発生しやすいように感じる。また、バッテリー容量が少ない時も要注意だ。

無線LAN通信中に「致命的なエラー」「Fatal Error」が発生したときは、「リセット」をタップする前に通信カードを抜いておくと、ソフトリセットですむことが多いようだ。

ハードリセットにそなえて、安定して使えている時に「Memory Stick Backup」でバックアップしておく。そして、実際にハードリセットという状況になったら、リストアして本体の状態を戻す。

次にパソコンの[Hotsync機能の動作設定]で、PIM(予定・アドレス帳・ToDo・メモ帳)の動作をそれぞれ[PalmDesktopが本体を上書き]に設定する。設定後、Hotsyncすれば、パソコンのPIM情報が本体にインストールされる。

PIM以外の情報は、C:\Program Files\SonyPDA\ユーザー名\Backupフォルダ内のファイルから、必要なものを選んで本体にインストールする。

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2005年12月03日

「アカルイミライ」が配信中

B00009CHC7アカルイミライ 通常版
オダギリジョー 浅野忠信 藤竜也
メディアファクトリー 2003-06-27

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BIGLOBEストリームで、映画「アカルイミライ」が配信されている。全画面再生もできるので、観たことがない人は観てみるのもいいんじゃないかと思う。現代日本の若者を描いた黒沢清監督作品だが、脚本も映像も僕はとてもリアルに感じた。主な出演は、オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也。世代の異なる3人の生き方はそれぞれ異なるが、3人とも深い絶望を抱えている。彼らに共感できる部分がある人ならば、十分この映画を楽しむことができると思う。

黒沢清監督はホラー作品で有名だが、ドラマ的な部分では、人と人の距離感や会話がとても日本的だと感じることが多い。そのあたりが彼の作品をリアルと感じる所以なのだろう。

僕はこの作品を観て、ポール・オースターの『ムーン・パレス』が思い浮かんだ。

細かいところでは、貧乏なのにやけにかっこいいオダギリジョーの衣裳や、なんかいやなはなわが印象に残る。あと、水母。

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2005年12月02日

SonicStageを久しぶりに使う

ソニーのウォークマンAが叩かれてますね。本体はそれなりの評価を得ているのに、「CONNECT Player」という付属ソフトウェアがまったく使い物にならない、などと言われています。僕も以前、ソニーの「SonicStage」という付属ソフトウェアには手こずらされた経験があります。せっかく音質や本体のデザインが良いのに、もったいないことです。それにしても、「SonicStage」といい、「CONNECT Player」といい、ソニーのソフト開発にはなにか本質的な問題があるのではないかと感じてしまいます。

この騒動を見て、しばらく使ってなかった「SonicStage」を起動してみることにしました。すると、気づかぬ間に「SonicStage」はバージョンアップしており、最新版(「SonicStage3.3」) を早速ダウンロード、使ってみます。おお、使いやすくなってんじゃん。以前のような異様な重さもないし。

あわてて調べてみると、いろいろ細かな点も改良されていました。ATRACの著作権保護も取り外せるようになったんですね。ユーザーが著作権保護のチェックを外すかどうか訊いてくるのは、「あなたは18才以上ですか?」と訊かれるのにも似た滑稽さがありますが、これでATRAC形式の曲を共有して、他のパソコンでも「MAGIQLIP2」で聴けるようになりました。

また、ATRAC3の曲をメモリースティックProに送れるようになってます。これでCLIEでもメモステProでATRAC3が聴けると思ったのですが、どうやらそれは無理のようで。一瞬期待しちゃったので、orzな気分にさせられましたよ。対応はPSPだけかいな。

パソコンは劣化のないCD音質で、携帯音楽プレイヤーはATRAC3で、という新機能ATRAC Advanced Loselessというのは方向性としてはいいと思う。とはいえ、ATRAC Advanced Loselessは、WAVと比べればいいほうだけど、それでもハードディスクの容量をけっこう食うので、それほどハードディスクに余裕があるわけでないので、ヘビーローテして聴く曲だけをこの方式にしてみた。

不満な点もある。「SonicStage MP3追加プログラム」という「SonicStage」でMP3が使えるようになるプログラムが、最新版インストール後だと「互換性に問題があるアプリケーションが存在するため、このソフトウェアは使用できません。セットアップを中止します」と表示されてインストールできないのだ。以前のバージョンの「SonicStage1.5」+「SonicStage MP3追加プログラム」という組み合わせの状態で、最新版をインストールするのならいいのだが。インストールできないと、「SonicStage」でMP3をCLIE転送することはできない。メモリースティックにMP3を転送する方法は他にもあるので、それほど大きな問題ではないが、なんだかなあ。「SonicStage MP3追加プログラム」は有償なんだから、簡単に切り捨てないでほしいよ。

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2005年12月01日

Frequence3は我が道をゆく

お気に入りのインターネットラジオ局、フランス発のFrequence3だが、いつの頃からかうまくつながらなくなって、曲が途切れ途切れになってしまうので、しばらく聴いていなかった。だが、今日ふとWinampの表示をよく見たら、びっくり。MP3の配信ビットレートが192kbpsになってるじゃないか。以前は、128kbpsだったはずだが、いつの間にそんな高音質配信になったんだ? 道理で、NTTから遠い我が家のADSLでは途切れるはずだわ。

それにしても、さすがフランスだぜ。光ファイバーをひいていない我が家を嘲笑うかのような高音質配信。文化には妥協しないってか。

てなわけで、192kbpsのMP3を聴くのは素直にあきらめて、Oggの112kbpsをWinampで聴くことにしました。うむ、いい音だ。しかし、Ogg Vorbisとは渋いですな。あくまで我が道をいきますか。

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