2010年08月13日

NHKFMのゲーム音楽三昧

FC→PC-98→Winと渡ってきた基本レトロ&PCゲーマーなので、最近のゲームの曲はわかんないだろうなー、知らんゲームの曲ってどこまで楽しめるもんなのかなーと思って聞き始めたが、かなり楽しめた。初期アーケードの音源はおおっ、やるなと感じ入り、PC-88や98の「イース」「三國志V」はフォローされて嬉しかったし、起動音クイズなんかもおもろかった。自分的には3DOの起動音から、東海道五十三次の合唱への流れが最高に盛り上がった。高橋名人とかのゲストトークも良い。まあ、格闘ゲームの実況はいらんかったかな、椿姫彩菜に気をつかった時間帯だったんだろうけど。

司会者トークがウザイ、もっと曲流せという意見もあるようだが、そういう人は日頃ラジオ聴いていない人なんじゃないのかな。ラジオのトークってgdgdなのが大半。そもそも昔のゲームから最新のゲームまで横断的に語れるゲーム音楽評論家なんているのか? 曲を淡々と流す深夜便スタイルも悪くはないとは思うが、10時間ぶっ続けだとつらかろう。自分も未プレイのゲームが続くと、睡魔が襲ってきたし。

あと、こんなことも感じた。よく歌謡曲では昔はみんなが口ずさめる歌があったけど、最近はそういう歌がないなあと愚痴る老人がいるけど、ゲーム音楽というジャンルでもそういう傾向はあるんじゃないのか。ドラクエ初期三部作やファミコンの有名どころのピコピコソングはみんなで知ってる知ってるという一体感があるんだけど、16bit以降の機種だとそんな一体感が一気に薄れるというか。音楽的には間違いなく最近のゲーム音楽の方が洗練されていて、映画サントラとクオリティ的には変わらないレベルだけど、ゲームをプレイしたことのない人には普通の曲なのでいまいちアピールしない。細分化、一般化の弊害か。番組の最後に「ギャラガ」がかかると、ゲーム音楽ってやっぱこうでなくちゃねという気になった。ピコピコばんざい。

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2006年02月23日

ストーカーと呼ばないで

B000CIXKPCストーカーと呼ばないで
オオタスセリ 菅野浩司 松尾和博
ビクターエンタテインメント 2006-01-21

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ストーカーが誕生するまでをユーモラスに描く曲。味わい深い。

私の観察日記:『ストーカーと呼ばないで』……作者のオオタスセリさんの日記から
@Victor Entertainment 作品詳細……試聴ができる

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2006年02月09日

伊福部昭の世界

B00005F6IL響-伊福部昭 交響楽の世界
日本フィルハーモニー交響楽団 伊福部昭 広上淳一
キング 1995-11-22

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伊福部昭の曲はスケールがでかい。土俗的なリズム、打楽器主体の編成による迫力ある演奏。日本的といえば、本当に日本的な風情をそなえながら、どこかそれを突き抜けてしまったような力強さがある。

日本のクラシック界は、元々西洋音楽の模倣から始まったために、西洋音楽的であることが標準になっている。そのため、アジア的日本的な伊福部氏の曲は異端とされ、なかなか認められなかったようだ。だが、彼はそれにめげず、自分の音楽を貫いた。彼はこう言っている。「芸術ではないと言われるのを恐れるのは、芸術ではない」

また、「グローバリゼーションな時代に価値があるのは、真にローカルなものだけだ」というようなことも言っている。伊福部昭は音楽もさることながら、その芸術論にも瞠目すべき点が多い。

曲には、アイヌ文化の影響もあるとされる。日本人が近代文明で失ってしまったものは何だったのか。伊福部氏の曲を聴いていると、そんな問いもふと頭をよぎる。

伊福部昭をゴジラ映画の作曲家としてのみとらえるのは、あまりに見方が狭い。しかし、伊福部氏がゴジラという存在に命を吹き込んだという事実は、実に象徴的でもある。伊福部昭=ゴジラ。堂々とした反骨の作曲家。だけど、本当は正統派そのもの。

死して、その輝きはますます増していく。

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2005年12月21日

広がらない高音質の波

ハードディスク容量の増加傾向を受けて、メーカーは音声の可逆圧縮技術に力を入れているようだ。理屈から言えば、ブロードバンドが普及した現在、音楽配信も劣化のない可逆圧縮方式が主体になってもおかしくない。だが、音楽配信市場のうち、携帯電話端末への配信が占める割合はきわめて高い。高い圧縮率が要求される携帯電話端末への配信には、今後も非可逆圧縮方式が使われるだろう。

音楽を聴く層の中で、音質にこだわるというのは少数派だ。特に若い世代では、その傾向が強い。音質より利便性を重視するなら、MP3などの非可逆圧縮方式を使う方が便利だ。音響メーカーなどでは、CDよりも高音質な24bit/96kHz対応を謳った製品を出しているが、そこまでの高音質を要求する人がどれほどいるのだろうか。

普通に考えれば、デジタルの利便性がある程度浸透すれば、その次に来るのは高音質への欲求である。とはいえ、そうした方向へ消費者の目を向けていきたいという試みはいささか苦戦しているようにみえる。24bit/96kHzに対応した製品は少なくないのに、その技術を発揮するためのコンテンツである、肝心のDVD-Audioはなかなか普及しない。

DVD-Audioのような音を求めるのは、CDで育った世代ではなく、アナログレコードに親しんだ世代である。CDで育った世代にとっては、CDより高音質といわれても、CDの音で十分という反応が大半だと思う。CDより高音質な音を体験するには、それに見合うスピーカーやヘッドフォンが必要になる。スピーカーを使うなら、住宅環境という要素も含まれるだろうが、とにかく経済的な余裕がなければ高音質を十分に楽しむことはできない。メーカーの狙いもより高付加価値の製品を流通させるというところにあるので、なんとか高音質メディアを広めたいところだろうが、当面は団塊世代あたりにアピールしていくしかない。

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2005年12月14日

super extra gravity

B000B8I99KSuper Extra Gravity
The Cardigans
Universal International 2005-10-25

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いかにも女の子が好きそうなポップスでブレイクしたカーディガンズだが、その本質はわりととんがっていて、ロック的なのだと思う。彼らのとんがった部分はアルバム「Gran Turismo」で顕著だが、「Love fool」のような曲が好きなファン層には受けいれられなかった。大衆受けするポップス指向か、大衆受けしないアーティスティック指向か。そのふたつの路線で揺れ動いたカーディガンズは悩み抜いた末、開き直ったかのような肩の力が抜けたアルバム「Long Gone Before Daylight」をリリース。自然体という言葉がふさわしい、自らの原点に回帰しつつ、よりクオリティを高めたサウンドをつくりあげた。

今回リリースされた「Super Extra Gravity」は、前作の安定感を引き継ぎつつも、よりスタイリッシュに、より大人になったカーディガンズをアピールしている。前作で抑え気味だった、とんがった部分も表に出ている。全体により力強い印象。シングル曲「I Need Some Fine Wine And You, You Need To Be Nicer」も含め、じっくり聴ける曲が揃っている。どこか冷めてるようなスタンスはいつも通り。

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2005年10月04日

a few small repairs

B000024ST9A Few Small Repairs
Shawn Colvin
Columbia 1996-08-26

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音楽を一曲ごとに購入できるようになると、これまでのアルバム単位で聴くというスタイルは廃れていくのだろうか。たしかにアルバムを買ってきても、実際に繰り返し聞きこむ曲は数曲だけになっていくことも多い。それならば、最初から気に入った曲だけをチョイスして買えた方が合理的ではある。

とはいえ、そのアーティストのことを勉強するために、デビューアルバムから最新のアルバムまで、順を追って聴いていくのも、そのアーティストの世界を理解するにはいい方法だと思う。そのアーティストが自らの音楽をどう変化させてきたか、何を変えないできたかもよくわかるしね。

最近は、Shawn Colvinのアルバム「A Few Small Repairs」を聴いている。Shawn Colvinはグラミー賞受賞経験もある実力派だが、日本ではあまり知られていないようだ。このアルバム、一曲目の「Sunny Came Home」はとても聴きやすく、すぐにいい曲だなと感じられるが、それ以外の曲は淡々とし過ぎて聞き流してしまいそうになる。だが、じっくり何回か聴いてみると、その良さがじわじわと効いてくる。最初はあんまりと思っていた人が、つきあううちにその面白さがわかってくるということもあるでしょ。アルバム毎に聴くという楽しみは、そんな出会いにあるのかもしれない、と思ってみたり。

Shawn Colvin Official Website

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2005年09月23日

blog-tunes

右下にblog-tunesというブログパーツを付けてみました。ジャケット画像上のONボタンをクリックすると、音楽が流れます。曲といってもそんなに長くなくて、サビのループだけどね。いかがでしょう。気まぐれなので飽きたら外すかもしれませんが、面白いブログパーツだなと思いましてね。前にサイト訪れたときは、会員登録を一時停止していてできなくて、久しぶりにいったら今度は登録できたので、タグを貼ってみた。選んだ曲がこのサイトにマッチしているかどうかは知らん。

最初、これ勘違いしてて、記事の内容に合わせて自動的に曲が選ばれるのかと思ってました。orzな内容だったら暗い曲とか、楽しい話だったらノリノリの曲とか。文章を解析して、キーワードから曲が選ばれるものだと。Google Adsenseみたいに。まだ、さすがにそこまでの技術は難しいか。

実際のblog-tunesは、自分が曲を選んで、タグを貼り付けるというもの。選べるのは、インディーズなアーティストの様々なジャンルの曲から。Bonchicastでとりあげられていた、名古屋のストロベリーマシンなんかもある。

インディーズの曲を選ぶのって、審美眼が試されるというか、センスが問われる感じがする。メジャーアーティストはその名前の力でいい曲の気がする部分もどこかにあって、まったく白紙の状態で曲だけ聴いて選んでいるのとはちがうやん。わりと純粋に音楽と向き合えるのかが、インディーズアーティストを応援する楽しみかなあ。ブレイクしたら、「見てみい、成功したに。わいの眼は確かやろ」っていう気分にもなれるし、知っている人が活躍するのはそれだけでうれしい。

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2005年07月26日

Feel Good Inc

B0008065YWFeel Good Inc.
Gorillaz
EMI Int'l 2005-10-04

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「Feel Good Inc」が流れているiPodのCMって見たことないんですが、ネットラジオで流れていたのを聴いて、いいって思ったんです。

Gorillazって、このアルバムが4年ぶりになるんですね。彼らのヴァーチャルな雰囲気は、iPodに入れておいて聴くのにぴったりなイメージがあります。東芝EMIの邦盤はCCCDなので、できませんが。

最近のCDはDVDが標準でついてきます。CDだけでは売れないんでしょうね。

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2005年07月13日

音楽配信

B0009EVI6Cロスト・イン・ア・モーメント(CCCD)
レネ・マーリン
EMIミュージック・ジャパン 2005-06-08

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音楽配信サービスは各社本腰を入れ始めたようだが、成果はどうなんだろう。着うたなんかは相変わらず人気なのかな。ところで、iTunes Music Store始まるよーの知らせはどこへいっちゃったんですか。

僕はたまにMoraを利用します。本当にごくたまにですが。不自由な規格のATRAC3であることには目をつぶって、CDまでは欲しくないけど、この一曲だけは欲しいという時に使います。レンタルCDショップに並ぶまでのつなぎとしてとか。

また、コピーコントロールCDでリリースされている曲もダウンロードで購入します。苦々しく思いながら。でも、全曲ダウンロードはしません。ささやかな抵抗です。

レネ・マーリンの最新CDも未だにコピーコントロールCDです。おのれ~、東芝EMI。なして、こないな苦しい思いせなあかんのや。僕はただCLIEで曲を聴きたいだけなのに。

今のかたちの音楽配信はだめだと思う。まず、曲の単価が高い。また、ハードディスク内のデータの常として、失われる可能性がある。だが、曲を買う毎にバックアップするのは面倒すぎる。

携帯音楽プレイヤーの人気は高いですが、曲を買うシステムは停滞してますね。

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2005年06月22日

行進曲「軍艦」

B00005F70S永久保存盤 軍艦マーチのすべて
海軍軍楽隊 独逸ポリドール軍楽隊 伯林フィルハーモニック管弦楽団
キング 1998-04-24

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■中国:幼稚園が軍艦マーチを日本の軍歌と知らずに流し批判 (MSN-Mainichi INTERACTIVE)

中国広東省広州市の幼稚園が、毎朝の体操の時間に、パチンコ店でなじみの「軍艦行進曲」(通称・軍艦マーチ)を日本の軍歌と知らずに流していた。中国紙「新快報」が16日に報じた後、中国各紙が一斉に報道。インターネット掲示板では「売国奴的な行為」と批判が起こっている。

軍艦マーチ、正式には行進曲「軍艦」といいますが、実は僕自身わりと好きな曲です。なんとなくメロディがいいんですよね。この曲にまつわるいろんな背景を取っ払って、曲だけを純粋に音楽として聞いてみると、やっぱりうまくつくられていると感じます。聞いてるうちに、昂揚感もわいてくるし。幼稚園児が気に入った理由もわかります。

この曲とともに大勢の人が戦地に赴いたことを思えば、無邪気に好きだなんて言っていてよいものかとは思いますが、昔の軍歌の中にはメロディがいいものが少なくないんですよね。あんまりこういうことを書いていると右翼と思われるかもしれませんが、国家や思想とは関係がないんです。たとえば「君が代」のメロディは正直言って、う~んという感じなんですよね。

もちろん戦争も嫌いですよ。高校の時に文系と理系に分かれるとき、学徒動員の際に文系学生は理系学生より先に動員されたという歴史的事実から、文系はヤバイと思って理系を選ぼうとした男ですから。頭の出来の問題で、結局文系人生になってしまいましたが。自分が指導者層ならともかく、下っ端として最前線に送られるのは御免です。

ところで、まだ軍艦マーチをかけてるパチンコ店てあるのかな。

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2005年05月28日

mylene farmer

B0007SQMMUAvant Que l'Ombre
Mylene Farmer
Universal International 2005-05-10

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以前のエントリーで、Frequence3というおフランスのネットラジオ局をよく聴くというのは書いた。そこでは時々フレンチ・ポップスなんかもかかり、けっこう気になったりする。最近、いいなと思うようになったのはミレーヌ・ファルメール。年齢はつまびらかならず。最近の曲の「F**k Them All」というタイトルもすごいね。美しき方にございます。

Filament de Lune "MYLENE FARMER"……充実した日本語ファンサイト

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2005年05月20日

varttina

B00005EH8Lヴィヒマ
Vartina
BMGメディアジャパン 1998-07-23

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フィンランドの伝統的な民族音楽とポップスサウンドを巧みに織り上げるバンド、ヴァルティナ。「ヴィヒマ」はヴァルティナの数多いアルバムの中でも、聴き応えのあるアルバムのひとつ。稲刈り唄(北欧ですが)のような叙情的な詩は美しくもどこかせつなく、サウンドはフィンランドの地で生きる人々の生活が伝わってくるような味わいがあります。伝統に寄りかかっているだけでなく、ゲストのヤトハが響かせるホーメイをサウンドに取り入れるといった実験的な試みもしています。

「kokko」というアルバムもおすすめ。

ヴァルティナ公式サイト

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2005年05月01日

toy soldier

B00065XJ52Encore [Deluxe Edition]
Eminem
Aftermath 2004-11-12

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洋楽を聴くときは歌詞もわからず聴いていることがほとんどだが、たまに気まぐれで訳してみたりすると、音だけ聴いて抱いていたイメージとの思わぬ落差に衝撃をうけることがある。明るいアップテンポの曲で恋の歌かなんかだろうと思っていたら、重い社会派のメッセージ性の強い曲だったりする。日本人アーティストは、恋愛や個人的な内容の曲が多く、社会派の作品は少ないように思う。もちろんメッセージ的な曲もいくつか知っているが、主流とは言い難いのでは。そんな日本の主流派の感覚で洋楽を聴いていると、歌詞に込められた現実をつい見落としがちになる。

中学生のころによく聴いていたのが、80年代アイドルポップスのマルティカだった。ファーストアルバム「誘惑のマルティカ!」、セカンドアルバム「Martika’s Kitchen」を買い、首を長くしてサードアルバムを待っていたが、その後音沙汰がない。セカンドアルバムが売れず、メジャーシーンから消えたらしい。今も音楽活動は続いているようだが、いまひとつ、のっていけない路線に変わってる。

Oppera公式サイト 今のマルティカ(音でます)

ここで書くのは昔のマルティカについて。マルティカの曲で、日本人に一番よく聞かれているのは「Toy Soldier」だろう。カバーされたこともあったし。この曲を僕はかなりの時間、なんとなくラブソングのひとつとして聴いていた。麻薬でみんなおもちゃの人形みたいにばたばた倒れていくよ、という曲だと認識したのはかなり後のことだ。

「Toy Soldier」には本人が日本語で歌ったバージョンもあり、これがまた外国人が日本語で歌う曲ならではの、どこか痒い感じがある。それにもまして変なのは、元の曲の精神をまったく踏みにじる、とってつけたようなラブソング的な歌詞がつけられていたことだ。これも僕の誤解の一因になっていたのではないかと思われる。

エミネムのアルバム「ENCORE」に入っている「Like Toy Soldier」を耳にして、以上のようなことを思い出した。「Like Toy Soldier」は、ラッパー同士で争うのはもうたくさんだ、という曲らしいが、ふつうにクールなサウンドとして聞いている。いつまでたっても、中学のころと同じレベル。

薬物をテーマにした洋楽の曲って、けっこうあるんじゃないかな。日本でもエイズなんかを扱った曲なんかが、もっと歌われてもいいような気もするけど。

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2005年04月18日

tonight and the rest of my life

B00004TTGFTonight and the Rest of My Life
Nina Gordon
Warner Bros. 2000-06-26

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ニナ・ゴードンは、元は"Veruca Salt"というオルタナ系ポップスロックバンドのメンバーの一人でしたが、突然脱退。ソロでの活動を開始した人です。

Veruca Salt時代のことはよく知らないのですが、ソロとしての1枚目となるこのアルバムはいい出来です。アルバムタイトルにもなっている「tonight and the rest of my life」は、メロディアスで美しい。ただ、それ以外の曲はアップテンポのポップスが中心になっています。

「now i can die」のPVを見たら、こちらが抱いていたさわやかな曲のイメージとは異なり、けっこうエロっぽい雰囲気でした。

公式サイトの近況では、レコーディングも順調のようです。2枚目のアルバムは、どういった感じになるのでしょうか。

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2005年04月09日

suzanne vega tour

B000002GHBSolitude Standing
Suzanne Vega
A&M 1990-10-25

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名古屋今池のボトムラインでおこなわれた、スザンヌ・ヴェガのライブに行ってきた。

スザンヌは黒のベレー帽とジャケットで、ギターを抱えて登場。予想していたより、若い印象。昔の文学少女的な雰囲気は、依然としてあった。

ライブの感想を一言で言えば、とてもスザンヌらしいライブということにつきる。ベースのマイクとスザンヌの二人というシンプルな演奏。曲の始めにその曲について簡単なコメントを述べ、曲が終わると日本語で「ありがとう」と言う以外は、淡々と進んでいく。たまに軽いトークもはさまれるが。

照明も、クライマックスの「トムズ・ダイナー」や「ルカ」以外は変わらない。客の入りも8割ぐらいで、テーブルでドリンク飲みながらまったりと音楽を楽しむ感じ。大人の世界だ。そういえば観客も、若い頃に出会ったスザンヌをあらためていとおしむかのような、相応に年齢を重ねた人が多いような。おのれの事は差し置いて、言ってるが。

名古屋の観客は大人しいという印象があるが、今日にかんしてはそれもまたスザンヌのライブらしくていいと思った。スザンヌを聴く人は内省的な人というのは偏見に過ぎるだろうが、大盛り上がりだったら却って違和感があるだろう。

CDで聴くより、スザンヌの歌声とギターは力強く、聴く者に迫ってくる。数々の名曲を、経験を重ね、力強さを増したスザンヌの語りと演奏で聴くことができたのが何よりの収穫だった。

ライブの最後は、アンコールの「ローズマリー」で締め。とても素敵なライブで、永く記憶に残りそうだ。

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2005年03月19日

歌のアルバム

B000793E9I歌のアルバム
清水ミチコ
Sony Music Direct 2005-02-23

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コミックソングは、面白いけど一回聴けばいいやとか、買うほどじゃないねとか言われてしまう不憫なジャンルだが、このアルバムは買っても損しないんじゃないかな。この清水ミチコ13年ぶりのアルバムにはほぼ日もからんでいるようで、相変わらずほぼ日はツボをついてくる。

僕も平原綾香「Jupiter」の出だしの口真似、「え~~ぶりでぇぇぇ~」と腹の底からうめくというのをよくやってます。そんな口真似に役立つのが、CLIEのVoice Recoder機能。おのれの口真似芸を客観視できるので、練習には欠かせません。

ホーミーってどうやったらうまくできるんでしょうね。

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2005年03月14日

songs in red and gray

B00005O6JGSongs in Red and Gray
Suzanne Vega
Uptown/Universal 2001-09-25

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スザンヌ・ヴェガというと、やっぱり初期のアルバムの評価が高いのかな。たしかに初期のアコースティックで切々と歌い上げるスタイルは、詩的で研ぎすまされたピュアな世界をつくりあげていた。「Suzanne Vega」というアルバムの「Queen and the Soldier」はスザンヌの作品の中で一番好きな曲だが、男と女は分かりあえないという静かな絶望をドラマのように描いている。

こうしたアコースティックなスタイルを支持する人の気持ちはわかるのだが、シンガーソングライターが成長するには貪欲に新しい世界を切り開いていく姿勢は非難されるべきものではないと思う。名作「Solitude Standing」以降、スザンヌは自分の求める音づくりに力を注ぐようになる。その挑戦の結果としてのアルバムは、きわめてクオリティの高いものだった。

だが、それらのアルバムを聴いて、なにか物足りないと感じていたのも事実だ。自身の離婚を経て、制作されたアルバム「Songs In Red and Gray」は原点回帰ともいえる作品で、初期のアコースティックな雰囲気が戻っていた。それに加え、前作までの音づくりの経験が生かされた豊かな音楽性もそなわっていた。一周まわって、より高い段階に成長した彼女の音楽は、これまでのアルバムにはなかったような美しさと透明感に満ちている。そしてその音から伝わってくるのは、悲しみや寂寥感という彼女の持ち味ともいうべき感情だ。

このアルバムに到達できたのなら、離婚もよかったなどと不届きなことを考えてしまった。

もうすぐ来日公演です。

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2005年02月16日

chocolate

B0002BX1YOChocolate
Kylie Minogue
Festival Records 2004-06-22

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「Chocolate」という曲が好きだ。カイリー・ミノーグ個人についてはそれほど思い入れはないのだけど。かなりいい年のはずだが、近年その輝きはいよいよ増して、恐れ入谷の鬼子母神。公式ページで見られる「Chocolate」のビデオクリップでも、その魔力の一端はうかがえる。

2月14日の公式ソングとしてもいいんじゃないでしょうか。僕にはどうってこともない日でしたが。

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2005年02月06日

若者よ愛を胸に荒野へ向かえ

B0002ONZUQANIMEX 1200シリーズ 66 闘将ダイモス
TVサントラ あおいあきら 八手三郎
コロムビアミュージックエンタテインメント 2004-09-22

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最近、一番よく聞いているCDがこれだったりする。「闘将ダイモス」というのは昔放送していたロボットアニメ。今でも、最も大好きなアニメだ。

ストーリーは、バーム星人(パームではない)という背中に翼の生えた異星人が、故郷の星を失ったために地球への移住を願い出るところから始まる。バーム側と地球側の交渉は、バーム側代表のリオン大元帥が暗殺されたことから決裂。その暗殺劇を影であやつっていたオルバンが大元帥となり、事情を知らないリヒテル(リオンの息子)に地球侵攻を命じる。地球側はトレーラーを改造したロボット「ダイモス」で対抗。ダイモスを操縦する主人公竜崎一矢は戦場で、一人の少女エリカと出会う。だがエリカは、敵方であるリヒテルの妹だった…。

こんな感じで、話は竜崎一矢とエリカの恋を軸に進んでいく。ロボットアニメ版「ロミオとジュリエット」とされる。

このアニメについて語ればきりがない。リヒテルのかっこよさ。リヒテルと天才科学者アイザムとの友情。何かというと人を非国民呼ばわりする、超タカ派軍人三輪長官。子供には難解すぎるほどのドラマ性の高さ。

先日、ビデオに録画してあった最終回をDVDに移すとき、放送を見直したら不覚にも涙してしまった(精神的成長がないのか)。

この作品の総監督だった長浜忠夫は、演劇とのかかわりが非常に強い人物だった。ダイモスのけれん味あふれる演出もうなづける。ダイモス体験があまりに強烈だったために、その後放送されたリアル演出のガンダムにはいまだにいまひとつ乗り切れなかったりする。

DVDは未発売。上記CDへの不満は、主人公がダイモスに乗り込むときの音楽が入ってないこと。なお、エントリータイトルはCDの「8.葛藤の章」の副題。

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2005年01月16日

playing my game

B000026MIRPlaying My Game
Lene Marlin
EMI 2004-07-20

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レネ・マーリンは、ノルウェーのシンガーソングライターで「Playing My Game」はその1stアルバムです。北欧らしく悲しげな曲調は、淋しい時に聴くとさらに人恋しくなります。レネの歌声も森に流れる川のような澄んだ感じで、美しいです(ノルウェーで思い浮かぶのが森だけなのです)。

おすすめの曲は、1曲目の「Sitting Down Here」、2曲目の「Playing My Game」、3曲目の「Unforgivable Sinner」。「Unforgivable Sinner」が、このアルバムでは一番有名な曲なのかな。

北欧ポップスがお好きな方は是非、聞いてみてください。

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2005年01月07日

long gone before daylight

B00020HALULong Gone Before Daylight
The Cardigans
Koch 2004-05-25

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カーディガンズといえば、「carnival」や「lovefool」というのが一般的だと思うが、僕自身は「Gran Turismo」と「Long Gone Before Daylight」という最近のアルバム収録曲の方が好きだ。

渋谷系なんていうくくりもあったが、カーディガンズはおしゃれなイメージで売れてしまったので、今でもそういう風に語られることが多い。だが彼らの発言や活動を丁寧にみていくと、意外とロックなところを発見できる。また、曲の歌詞も若さに似合わぬシニカルな内容だ。

「Long Gone Before Daylight」のお気に入りの収録曲は、「Communication」「You're The Storm」「Please Sister」「For What it's Worth」。

カーディガンズには、今後も枯れた感じで細く長く活動してほしい。

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2004年12月13日

「オレオレ詐欺のドナタ」を買う

以前のエントリーに書いた「オレオレ詐欺のドナタ」のCDを買う。

宮地さんの足が不必要にきれい……。ラジオではあまり流れない3番、4番のくり返し部分が楽しい。「金は無ぇ、払わ無ぇ、とんでもねぇ、冗談で無ぇ」ってところをつい口ずさんでしまう。

オリジナルカラオケはけっこう難しい。タイミングをうまくとっていかないとずれてしまう。でも、練習すれば撃退に役立ちそう。

最後に言っておきたい。名前は変わっても、オレオレ詐欺は永遠に不滅です!(いや、滅びたほうがいいんだって)

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2004年11月23日

オレオレ詐欺のドナタ

名古屋のラジオを牛耳るパーソナリティ御三家、つボイノリオ、宮地佑紀生、伊藤秀志が結集し、オレオレ詐欺爆笑撃退ソングをつくりました。
愛知県はオレオレ詐欺の被害件数が全国一で、いまだに騙される人が後を絶ちません。それを憂いた伊藤秀志が曲をつくり、つボイノリオ、宮地佑紀生に呼びかけて、3人で歌う今回のCDができました。

タイトルは『オレオレ詐欺のドナタ』、価格は500円(!)で12月10日発売とのことです。愛知・岐阜・三重・静岡での発売ですが、郵送もできます。

なお、今回のCDは3人が自分たちで立ち上げたレーベル「呉越同舟レコード」第1弾とのことで、今後の展開にも期待が高まります。

オレオレ詐欺のドナタ

「音楽」というカテゴリーをつくって最初に紹介するCDがこれか…。しかも、東海地域限定だし。

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